君と恋と体育祭 ~もしかして、これが恋!?~
「あれで本調子じゃないって、

本気で走ったらどんだけ速いんだよ」


うわっと大げさに驚きながら(引きながら)陸也くんはそう言う。


「あ、次の競技始まるよ。応援しよ」



グラウンドに立てられた入場門のあたりを見ながら、


陸也君はそう言った。



そっと、陸也くんの方をみる。


日の光に照らされた陸也くんは、なんだかかっこよくて。



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