主任とルームシェア始めました

ナンパで運命の出会いって…
くすっ

「きっと他の所で運命の方が待ってるんだと
思いますよ。
早く出会えるといいですね。」

そんな事を話していると、けいちゃんが戻ってきた。

「おかえりなさい。」

けいちゃんが戻ってきたのを見て、そのナンパ君は、

「じゃあ、探しに行ってきます。
お邪魔しました。」

とにっこり微笑んで去って行った。

けいちゃんは、さっきまでとは打って変わって、めっちゃ不機嫌だ。

「遥…」

「何?」

「あいつ、誰?」

「知らない人。」

「遥に何の用だったんだ?」

「うーん、運命の人を探してるんだって。」

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