主任とルームシェア始めました

「俺は、明るくて、人懐っこくて、元気な
遥が好きなんだ。
だから、それをやめろとは言えない。
ただ、人を信じすぎるな…としか
言えないよ…」

そう言って、けいちゃんは私の頭をぽんぽんした。

「遥は、そのままでいい。
俺が全力で守るから。
だから、いつも俺のそばにいろよ。」

「けいちゃん…」

私は、けいちゃんをぎゅっと抱きしめた。

「けいちゃん、大好き。」

「うん、知ってる。」

けいちゃんも、私をぎゅっと抱きしめてくれた。


私たちは、その後、一週間、楽しくイチャイチャして、帰国した。


休みが終われば、けいちゃんは異動になる。
こんなに一緒にいられるのは、あとちょっとだから、思う存分、仲良くしよう!

けいちゃん、大好き。
ずぅっと、大好きだよ。


─── 番外編 新婚旅行 fin. ───
< 140 / 141 >

この作品をシェア

pagetop