主任とルームシェア始めました
「とりあえず、起きるので、いい加減離して
もらえませんか?」
「はいはい。」
ようやく、河谷主任の拘束が解かれた。
「着替えたいので、帰ります。」
「あぁ。
今、送ってやるから、待ってろ。」
「へ?」
「うち、駅まで遠いからな。
車で家まで送ってやる。」
「えぇ!?
いいですよ〜。」
「遠慮するな。
俺の抱き枕を勤めてくれたバイト代だ。」
そう言って、スーツに着替えた河谷主任は、実家住まいの私の家まで送ってくれた。