主任とルームシェア始めました
永遠に
・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・
永遠に
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11月。
私はけいちゃんのフォローもあって、無事、納品を終えた。
さぁ、次は結婚式の準備だ!
12月はオフシーズンという事もあって、期間は短かったけど、式場の予約もなんとか取れた。
新婚旅行は、2人で話し合って、ハワイでのんびりイチャイチャ…となった。
そんなうきうきした気分で過ごしていたある日、私たちは課長に呼ばれた。
会議室で…と言われて、フロアの片隅にある会議室に入ると、課長が口を開いた。
「もうすぐ結婚式だね。
おめでとう。」
「ありがとうございます。」
私たちは口を揃えてお礼を言った。
「そこで、結婚後は、どちらかに異動して
もらう事になった。」
「え!?」
「はい。」
驚く私と、平然と返事を返すけいちゃん。
けいちゃんは知ってたの?
「同じ部署に夫婦でというのは、問題がある
からね。」
課長が私に向かって説明する。
「2人ともうちの大事な戦力だから、
手放したくはないんだけど…」
と前置いて、
「一応、2人の希望も聞いておこうと思ってね。
どちらが異動するのがいい?」
私が返答に困っていると、
「俺が異動します。
佐藤はまだ独り立ちしたばかりですから、
部署を変わって新しい環境では、力を発揮
し辛いと思います。
俺はどこでも大丈夫ですから。」
「え!?」
永遠に
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11月。
私はけいちゃんのフォローもあって、無事、納品を終えた。
さぁ、次は結婚式の準備だ!
12月はオフシーズンという事もあって、期間は短かったけど、式場の予約もなんとか取れた。
新婚旅行は、2人で話し合って、ハワイでのんびりイチャイチャ…となった。
そんなうきうきした気分で過ごしていたある日、私たちは課長に呼ばれた。
会議室で…と言われて、フロアの片隅にある会議室に入ると、課長が口を開いた。
「もうすぐ結婚式だね。
おめでとう。」
「ありがとうございます。」
私たちは口を揃えてお礼を言った。
「そこで、結婚後は、どちらかに異動して
もらう事になった。」
「え!?」
「はい。」
驚く私と、平然と返事を返すけいちゃん。
けいちゃんは知ってたの?
「同じ部署に夫婦でというのは、問題がある
からね。」
課長が私に向かって説明する。
「2人ともうちの大事な戦力だから、
手放したくはないんだけど…」
と前置いて、
「一応、2人の希望も聞いておこうと思ってね。
どちらが異動するのがいい?」
私が返答に困っていると、
「俺が異動します。
佐藤はまだ独り立ちしたばかりですから、
部署を変わって新しい環境では、力を発揮
し辛いと思います。
俺はどこでも大丈夫ですから。」
「え!?」