君との時間
10分後……

「やっと止まった。」


足の方は、包帯が巻かれていた。


「じゃあ、親御さんに連絡して迎えに来てもらうから、連絡番号教えて」


えっ?親に連絡するの?いやだ。


いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。いやだ。


「どうしたの?」


「親にどうしても言わなきゃダメですか?」


「そうだね。医者としては伝えなきゃいけないからな。」


そうだよね……ここまでしてもらってこれ以上先生を、困らせたくない。


「わかりました。えっと○○○○です!」


「うん。わかった。ありがとう。じゃあ連絡してくるからちょっと待っててな!」


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