学校七不思議


「んで!その自殺の次の月から生徒が一人ずつ殺されたらしいの、しかも図書館で!」



早紀はまだ目を輝かせながら話続ける


うん、ある意味尊敬するよ


そんなのデマじゃん


絶対そうよ!


「んで?」


私は次は何が出てくるか楽しみに質問し、早紀の様子を伺った


「で!時間帯が夜の零時らしいの!見にいこ!」




へ…?


これは何かの聞き間違え?

「冗談抜き??」


早紀は目を輝かせながらはっきり「うん!」と言った


なんで入学初日からそんな事しなければならないよのー!


「え〜、なんかやだ…」


「逃げちゃうの?」




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