少年と魔女
少年10サイ
『あらやだ…。私、今日で200歳なのね…』
「すごーい!おめでとう!見た目30くらいなのにね!」
『あら、人間の年ならまだ25歳くらいよ?』
「やめてこめかみ痛い~」
『女性の年に口出ししないの。まったく』
「はいぃ。ね、ぼくはいつになったら大人になれるかな?」
『坊やもう10サイだものね?早いものね…もう半分じゃない』
「あと10年でぼくも大人になれる??」
『そうよお。大きくなったら街に…』
「ママと結婚もできる??」
『…。ママと結婚したいの?』
「うん!結婚て好きな人とするんだよ!」
『好きな人って…。恋をまだ知らないのね』
「??」
『いいのよ。坊やはしばらくそのまま恋を知らないでいてほしいわ』
「????」
『いいのいいの。気にしないで。彼女とかまだまだ早いわ』
「ぼく彼女ならいるよ??」
『…。その話詳しく聞かせてちょうだい?』
「ママ目がこわいよ?怒ってるの、、?」
『怒ってないわよ。それで彼女って?』
「同じクラスのミーアちゃん…」
『ふふふ。
ひねりつぶしてちぎって粉々にしてやるわ』
「ママ正気に戻ってぇ!!」