少年と魔女
少年6サイ
「んんんん…よめない」
『読めないとお菓子ぬきですよ』
「よめないもんっ」
『やっぱり学舎にいれとくべきだったかしら。でもいじめられちゃいそうよね…』
「おかしたべたい!学舎いく!」
『動機が不純だし…うーん。
他の子たちより遅れちゃうけどいい?』
「??いいよ?ほかのこ?」
『街にたくさん子供たちいたでしょ。あーゆー子も学舎にいって勉強してるのよ』
「ふーん」
『興味なさそうね。連絡はしとくから来月からいきましょうね』
「はーい!」
『名前は…そうね、ロキにしましょう。ところでそれ読めたの?』
「わいぞうこ!」
『あーおしい、れいぞうこよ』
「おしいなーわいぞうこだったー!」
『こんなんで大丈夫かしら…』