少年と魔女
少年7サイ
『あら…また花が枯れてきちゃったわ』
『やっぱり私が育ててるとだめだわ。だって私の魔法は…』
「たっだいまー!」
『おかえり。はやかったのね』
「うん!ジルからにげてきた」
『逃げてきた?なにしたの?』
「ママのへんな噂ながしてたからなぐってきた。みてみてー!お花つんできた!」
『…。ふふ、ありがとう。いいこね。
じゃあご飯にしましょう。手洗ってきなさい』
「やったごはーん!!」
『…ばかね。花は育てられないからいいっていってるのに。私は触れたものの生命を徐々に奪っていくんだから…』
「ママーはやくー!」
『ちょ。ちょっと手引っ張らないの!』
「ママ手しろいねー」
『ふふ、だから手袋だってば…』