社内恋愛狂想曲
「二人ともさっきは険しい顔してたけど、なんか難しい話でもしてたのか?」
三島課長がビールを飲みながら何気なく尋ねた。
さすが三島課長、部下をよく見ていらっしゃる。
「難しいというか、私たちには理解できないというか……」
「ん?私たちには、って……」
私の言葉に三島課長は怪訝な顔をして首をかしげたけれど、瀧内くんはおそらく心底興味がないのだろう。
こちらを見向きもせず、黙ってビールを飲んでいる。
「オトコゴコロがわかりません」
私が答えるより早く葉月がそう言うと、三島課長はよほど驚いたのか、あやうくビールを吹き出しそうになった。
「オトコゴコロ?!」
「私らだけではどうしても理解できんことがあるんです。参考にお話聞かせてもらえませんか?私じゃなくて志織が知りたがってるんです」
葉月がそう言うと、三島課長はビールのジョッキをテーブルに置いて、不思議そうに私の方を見た。
護と付き合い始めて間もない頃、帰り際に偶然三島課長と会って一緒に食事に行ったときに、付き合っている相手が護だということは伏せて歳下の彼氏ができたと話してあるから、彼氏がいるんだから彼氏に聞けばいいのにと思っているかも知れない。
三島課長がビールを飲みながら何気なく尋ねた。
さすが三島課長、部下をよく見ていらっしゃる。
「難しいというか、私たちには理解できないというか……」
「ん?私たちには、って……」
私の言葉に三島課長は怪訝な顔をして首をかしげたけれど、瀧内くんはおそらく心底興味がないのだろう。
こちらを見向きもせず、黙ってビールを飲んでいる。
「オトコゴコロがわかりません」
私が答えるより早く葉月がそう言うと、三島課長はよほど驚いたのか、あやうくビールを吹き出しそうになった。
「オトコゴコロ?!」
「私らだけではどうしても理解できんことがあるんです。参考にお話聞かせてもらえませんか?私じゃなくて志織が知りたがってるんです」
葉月がそう言うと、三島課長はビールのジョッキをテーブルに置いて、不思議そうに私の方を見た。
護と付き合い始めて間もない頃、帰り際に偶然三島課長と会って一緒に食事に行ったときに、付き合っている相手が護だということは伏せて歳下の彼氏ができたと話してあるから、彼氏がいるんだから彼氏に聞けばいいのにと思っているかも知れない。