社内恋愛狂想曲
「ずっと片想いだったこと考えたら、好きだって気持ちを伝えられたし、志織が好きだって言ってくれて、一度でもこの手で抱きしめられて、本当に幸せだったと思ってあきらめようとしたんだけど……あの幸せを知ったらそんな簡単にあきらめられるわけないよな。もっと志織を愛したい、もっともっと志織に愛されたいって欲が出てきちゃったから」
「うん……。私も前は潤さんが幸せになれるならと思ってあきらめようとしたけど、今は潤さんの思う幸せの中にいたいと思ってる。他の人が知らない潤さんをもっとたくさん知りたいし、一緒に幸せになりたい」
「なろうよ、二人で。いや……そのうち子どもができて家族が増えたら、もっと幸せかな」
「潤さん、気が早い……」
二人で描く未来はとてもあたたかく、穏やかで優しい。
他の人とは違う特別豪華な生活とか、誰もがうらやむようなステータスとか、そんなものは欲しいと思わない。
私が望むのはただひとつ、潤さんとお互いを想い、どんなときも支え合って、これからの生涯を共にすること。
それだけだ。
だから私は、今の気持ちを大事にしようと思う。
「うん……。私も前は潤さんが幸せになれるならと思ってあきらめようとしたけど、今は潤さんの思う幸せの中にいたいと思ってる。他の人が知らない潤さんをもっとたくさん知りたいし、一緒に幸せになりたい」
「なろうよ、二人で。いや……そのうち子どもができて家族が増えたら、もっと幸せかな」
「潤さん、気が早い……」
二人で描く未来はとてもあたたかく、穏やかで優しい。
他の人とは違う特別豪華な生活とか、誰もがうらやむようなステータスとか、そんなものは欲しいと思わない。
私が望むのはただひとつ、潤さんとお互いを想い、どんなときも支え合って、これからの生涯を共にすること。
それだけだ。
だから私は、今の気持ちを大事にしようと思う。