社内恋愛狂想曲
「それならいいかな。潤さんの手あったかいし」
「あったかいだけ?」
「ううん、大きくてあったかくて、優しいから好き」
「俺も志織の手、柔らかくてかわいいから好き。まぁ、俺は志織の全部が好きなんだけどな」
恥ずかしげもなく“好き”だとか“かわいい”という言葉を連発されると、こちらの方が恥ずかしくなる。
「潤さん、二人きりになるとそればっかり……」
「しょうがないじゃん、ホントのことだから。志織は?俺のこと好き?」
こ……これは……私も前に潤さんに聞いたやつだ……。
自分が聞くのも照れくさかったけど、改めて聞かれるのも照れくさくて、なんだかくすぐったい気持ちになる。
「もちろん……大好き」
何度も言っている言葉なのに、答えるのも妙に恥ずかしくて、顔が熱くなった。
潤さんは真っ赤になっているであろう私の顔を、ニヤニヤしながら覗き込む。
「あれ?志織、照れてる?」
「うん……ちょっとね……」
「かーわいいなぁ……。俺、志織の照れてる顔めちゃめちゃ好き。今すぐ残さず食っちまいたい」
嬉しそうにそう言って、潤さんは私をギューッと抱きしめ、頬や唇に何度も何度もキスをする。
「あったかいだけ?」
「ううん、大きくてあったかくて、優しいから好き」
「俺も志織の手、柔らかくてかわいいから好き。まぁ、俺は志織の全部が好きなんだけどな」
恥ずかしげもなく“好き”だとか“かわいい”という言葉を連発されると、こちらの方が恥ずかしくなる。
「潤さん、二人きりになるとそればっかり……」
「しょうがないじゃん、ホントのことだから。志織は?俺のこと好き?」
こ……これは……私も前に潤さんに聞いたやつだ……。
自分が聞くのも照れくさかったけど、改めて聞かれるのも照れくさくて、なんだかくすぐったい気持ちになる。
「もちろん……大好き」
何度も言っている言葉なのに、答えるのも妙に恥ずかしくて、顔が熱くなった。
潤さんは真っ赤になっているであろう私の顔を、ニヤニヤしながら覗き込む。
「あれ?志織、照れてる?」
「うん……ちょっとね……」
「かーわいいなぁ……。俺、志織の照れてる顔めちゃめちゃ好き。今すぐ残さず食っちまいたい」
嬉しそうにそう言って、潤さんは私をギューッと抱きしめ、頬や唇に何度も何度もキスをする。