出逢えたのはーーー奇跡。
透はいつも私をドキドキさせる。

「こいつ、俺のだからーーー」


あんな、言葉……平然といっちゃうんだから、恥ずかしくて居られない。

「透、私は大丈夫だよ。

だって、担任の先生だし」


いくらなんでも担任の先生が、教え子に手を出すわけ~。



「いや、こいつならやりかねない。

とにかく、事情を話せ」


清隆の話では、家賃キツキツの生活であてを探しに来たと。


「へ~そのあてが俺か?」
「はい、お願いします」


先生急に腰低くなったな。

正座する人始めてみた。


ここ、道路なのに……


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