出逢えたのはーーー奇跡。
君と幸せになりたいーーend

俺がずっと側にいるからーー

君が泣いてる声が聞こえた。


すぐそばで泣いてる声が聞こえた。

抱き締めたいーーー


隣のカーテンから聞こえるすすり泣きに、ゆめがいる、と確信した。


起き上がった俺はカーテンをソッ、と開けた。


君は布団を被り泣いていた。


ギシッーーー



ベットが軋む。
 

反射的に、布団を捲るゆめと目があった。


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