出逢えたのはーーー奇跡。
か、可愛すぎだろう。


マジでなんなの、この子。


本当に、マジでやべー、想いが伝わった瞬間、柄にもなく舞い上がる俺。


「ごめんな、俺も大切にしたいよ」


冷静に大人びたこと言って見ても、内心バクバクな俺。



「じゃあ、料理作るからな」


君に背を向け、キッチンへ踵を返す。


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