出逢えたのはーーー奇跡。
彼女になって、初めての夜を過ごす。

「なあ、今日から一緒の部屋で寝ないか?」



「うぇ!!、何、急にッッ」


慌てるゆめが居て笑いを堪えた。


「なんでって一緒に寝たいから。

大丈夫だよ、とって食いやしないから」


俺の言葉に赤くなるうぶな反応のゆめ。


頭をポンポン叩く。


「可愛いな、ゆめ。」


そんな甘い1日が、もうすぐ終わる。


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