出逢えたのはーーー奇跡。
「寝よう」


急に、立ち上がる先生に名残惜しく感じる。


背を向けたまま、何も言わない先生に不安になる。


「こっち、向いて先生」


不安に駆られる。


「あんま、触れてるとダメだわ。



理性効かなくなりそうだし、今日はやっぱり別の部屋で……………「やだ!!一緒に寝たい。

寂しい、どこにも行かないで。」


君が、怒鳴る。


不安げに瞳が揺れてる。


君はまだ16歳。

無垢な体に、触れるのを躊躇う。


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