とりあえず、こっち向いて。





完全にやばいって顔をしてる洋介。



だって腕も組んでるし、
今から家に連れ込もうと思ってたしね





「どもども。偶然だねぇ。」

と世界一どーでもいい挨拶をして




「ごめん。会話聞いちゃった。
今から家に行くの?」

すぐ確信につく私。




「そだよ~。洋介くんに誘われたの❤」



この子は私がカノジョということを知らないのかな?



「洋介?どうゆうこと?」

もう怒りがピークに来そうだった。





「いや、あの、ただの休憩!」

しどろもどろな洋介。


「じゃあ皆で行こうかなっ ね?亜季!」





やけくそだった。




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