ONE LOVE
高校を中退して、ガキだらけのうるさい施設から出たのが今から2年前。
いろんなバイトを転々として、今はバーで落ち着いた。
今は一応バーテンダーだ。
まだまだ見習いだけど。
仕事場から原チャで30分の古いアパート。
家賃は3万で風呂付きなんてこの辺じゃ滅多にない。
それに荷物が少ない俺には丁度良い広さ。
文句なしの物件。
俺はそこそこに気分も良くアパートの階段に足をかけた。
「あ…ハルマ。お帰り」
アパートの影からヒョコっと顔を出したのはチハル。
ブロンドに染め上げられた髪を綺麗にセットし、相変わらずメイクはバッチリ決められている。
目の回りがパンダみたく真っ黒で長いまつげにはたっぷりとマスカラが塗られている。
いろんなバイトを転々として、今はバーで落ち着いた。
今は一応バーテンダーだ。
まだまだ見習いだけど。
仕事場から原チャで30分の古いアパート。
家賃は3万で風呂付きなんてこの辺じゃ滅多にない。
それに荷物が少ない俺には丁度良い広さ。
文句なしの物件。
俺はそこそこに気分も良くアパートの階段に足をかけた。
「あ…ハルマ。お帰り」
アパートの影からヒョコっと顔を出したのはチハル。
ブロンドに染め上げられた髪を綺麗にセットし、相変わらずメイクはバッチリ決められている。
目の回りがパンダみたく真っ黒で長いまつげにはたっぷりとマスカラが塗られている。