日本一のヤクザの娘に愛された男の話 妄想
アイドルへスカウト⁈
私がマキに好かれていたのはご存知かと思う
高校入学当初の事である
ある日、突然、弁護士がやってきた
私の実家に
なぜかと言うと
その男性弁護士は山田組のお抱え弁護士で
私がマキのいいなづけにならないかと言う話だった
私の父は断った
私の父は厳格な人柄で、職業は警察官だ
父の断りにもかかわらず、弁護士は続けた
『こんな話、またとないことですよ』
それでも父は警察官ということもあり、まくし立てるように断り続けた
当の私はというと、事態を把握してなかった
なんの話かよくわからないでいた
ちなみに、この話し合いをする前に私のことを知る人を訪ねては私の評判を聞き回っていたそうだ
それもアイドルとしてスカウトしたいんだが、どんな人なのかと聞いて回っていたそうな
みんなが口を揃へて、誰にでも挨拶をする良い子で、頑張り屋さんですよと答えたそう
そりゃ気にいるわなーと私は今さら思っている
上記は確かに中学時代の私はそんな感じだったから嘘ではない