日本一のヤクザの娘に愛された男の話 妄想
忘れてはならない胡屋けい君
そんなこんなで松川との一悶着な日々を送る前
あれはバドミントンの県大会の前の事
私は部活中にケガをした
10針くらい塗った
その病院で施術を受け終えて帰る途中
いきなり看護師に声かけられた
『ちょうど今、君の中学校の子が入院してるのよ。寄ってく?』
と言われて案内された病室に入るとそこには
中2でバドミントン部を辞めた胡屋けい君がいた
彼は笑顔で私に手を振ってきた
しかし、彼の顔を見ると
左眼に眼帯をしている
『どうした?その眼』
私は言った
彼は『ちょっとつまづいて鉛筆が刺さっちゃった』
私『なんだそれ。おっちょこちょいだなー笑。お前そんな顔じゃヤクザになるしか生きていけないじゃん。』
彼『、、、』
沈黙の後、出て行けと追い出された
私は訳がわからず、彼に少し腹が立った
この一連の出来事がこの後、彼の身に大事が至るとは知らずに、、、