あの夏キミと…
現実
あんなバカなお願いをしてから早3年がたとうとしている。
自分でも、あそこまで亮介にのめり込んでいる自分がいるとは思わなかった…。
どちらかというとベタベタするのが苦手だし、記念日やイベントのプレゼント交換、はたまた人前で腕をくんで歩いたりなんか出来ない。
この恋愛下手な私…
本当は、やりたいのに。
こんな私のような女が、そんな恋愛に憧れてるなんて、知られるだけでも恥ずかしくて…
そんな私をいつも気にかけてエスコートしてくれた亮介。
亮介といると、不思議と素直に甘えることもできた。
そんな私をみて亮介は、かわいいねと言ってくれた。