七色ペンダント


男は刀を仕舞い、肩へ手を当てた。



「お前はこちらへ来てもらおう。おい、撤退だ」



「は、誰が、あんた達なんかにッっっ!!!」



急いで立ち上がろうとしたその時、身体中の血液が全て出されたんじゃないかというほどの血を吐き、そのまま意識を失ってしまった。
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