七色ペンダント



私の作った至って普通の料理は、どこかの高級料理のように食べられた。



普段反応の薄い私でも、内心安心と喜びで溢れていた。



廊下の掃除や各部屋の放棄がけ、夕餉作り……。初めての屯所生活も無事終わるかと思ったその夜。

< 16 / 185 >

この作品をシェア

pagetop