七色ペンダント


ふ〜♪やっぱり土方さん弄りは面白い。



「土方さん、彼女の役割りはどうします?」



「取り敢えず小姓でいいだろ。お前の」



「やったぁ〜〜」



「明日お前非番だろ?教えてやれ」



「はぁ〜い!!じゃ、おやすみなさーい」



返事も待たずに部屋を飛び出すと、既に彼女は僕の部屋で寝ていた。



寝顔も可愛いな.....こんな無防備に寝ちゃって。襲われちゃうよ?



首元を見ると、さっきの首飾りがぶら下がっていた。



そんなに大事な物なのかな。確かに綺麗だし、この辺じゃ売ってなさそう、というか見たことすら無いけど、母親の形見とかかな?

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