35階から落ちてきた恋 after story ~you are mine~
「結婚式に進藤さんに顔を出して欲しいって言うのかと思った」
「うーん、それも魅力的なんだけどさ、そんなことしたら主役が私たちじゃなくなっちゃうじゃない。注目がタカトになっちゃって主役の私たちのこと誰も見なくなっても淋しいからねー」
「あ、そっか」
「でも、そりゃタカトが来てくれたら嬉しいけど。そんなことお願いしたら誰の知り合いなんだってことになって、詮索されて果菜が面倒なことになっても悪いから。そこは気にしなくていいよ」
「ごめん、何だかすごく気を遣ってもらってる」
「あの騒動、ずっと見聞きしてたからね。私も初めは月の姫が果菜だなんて思ってもみなかったから、全くの他人事だったけど」
美和はけらけらと笑った。
そうだ、初めは美和にも貴くんのことを伝えてなかった。
「それに大忙しじゃない、LARGOもタカトも」
「そうなんだよね」
はああっとため息をついてしまう。
「うーん、それも魅力的なんだけどさ、そんなことしたら主役が私たちじゃなくなっちゃうじゃない。注目がタカトになっちゃって主役の私たちのこと誰も見なくなっても淋しいからねー」
「あ、そっか」
「でも、そりゃタカトが来てくれたら嬉しいけど。そんなことお願いしたら誰の知り合いなんだってことになって、詮索されて果菜が面倒なことになっても悪いから。そこは気にしなくていいよ」
「ごめん、何だかすごく気を遣ってもらってる」
「あの騒動、ずっと見聞きしてたからね。私も初めは月の姫が果菜だなんて思ってもみなかったから、全くの他人事だったけど」
美和はけらけらと笑った。
そうだ、初めは美和にも貴くんのことを伝えてなかった。
「それに大忙しじゃない、LARGOもタカトも」
「そうなんだよね」
はああっとため息をついてしまう。