35階から落ちてきた恋 after story ~you are mine~
「せっかくモデルを連れて来たのにカメラマンがいないのね。困ったわねー」
清美さんが呟くように言うと
「え?モデルってまさか果菜ちゃんがするの?」
ユウキさんが私を見ながら大声をあげた。
「そう、口説きおとして連れてきた」
貴くんがニヤリと笑うと
「なら俺が撮る。社長、いいよね?その方が話題性あるでしょ」
思ってもみないことをユウキさんが言い出した。
「俺が撮るってユウキさんがですか?」
パンツスーツの美女が驚いている。
反対にユウキさんの隣にいた木田川さんは「その手がありましたね」と大きく頷き清美さんを見た。
「面白い」
貴くんもニヤニヤとしている。
「そうね、いける。話題性もバッチリ。ユウキ、準備して。ねえ、灯海堂広告さんもそれでいいでしょ?」
清美さんがスーツ姿の二人の顔を見すえる。
「清美社長がそうおっしゃるのであれば、我々は従いますが」
そう男性が言うと女性の方も頷いた。
「全力でサポートさせて頂きます」
どうやらこの二人は広告代理店の人らしい。
「私が撮影助手をします」とスーツの男性がジャケットを脱いで腕まくりをし始めた。
「俺、マンションにカメラを取りに行ってくるからその間に果菜ちゃんの準備よろしくね」
ユウキさんはそう言うと木田川さんと連れ立って素早くスタジオを出て行ってしまった。
清美さんが呟くように言うと
「え?モデルってまさか果菜ちゃんがするの?」
ユウキさんが私を見ながら大声をあげた。
「そう、口説きおとして連れてきた」
貴くんがニヤリと笑うと
「なら俺が撮る。社長、いいよね?その方が話題性あるでしょ」
思ってもみないことをユウキさんが言い出した。
「俺が撮るってユウキさんがですか?」
パンツスーツの美女が驚いている。
反対にユウキさんの隣にいた木田川さんは「その手がありましたね」と大きく頷き清美さんを見た。
「面白い」
貴くんもニヤニヤとしている。
「そうね、いける。話題性もバッチリ。ユウキ、準備して。ねえ、灯海堂広告さんもそれでいいでしょ?」
清美さんがスーツ姿の二人の顔を見すえる。
「清美社長がそうおっしゃるのであれば、我々は従いますが」
そう男性が言うと女性の方も頷いた。
「全力でサポートさせて頂きます」
どうやらこの二人は広告代理店の人らしい。
「私が撮影助手をします」とスーツの男性がジャケットを脱いで腕まくりをし始めた。
「俺、マンションにカメラを取りに行ってくるからその間に果菜ちゃんの準備よろしくね」
ユウキさんはそう言うと木田川さんと連れ立って素早くスタジオを出て行ってしまった。