35階から落ちてきた恋 after story ~you are mine~
「ハイ、ごめんなさい。ユウキさん、指示ください」
ぺこりと頭を下げると「おい、あんまり下向くな」と王様の不機嫌な声がして私の胸元のドレス生地を首の方に引っ張ろうとしている。
私の着ているドレスはエンパイアラインと呼ばれるごくシンプルな形のもの。ネックラインはオフショルダーだから確かに胸元は心もとないかも。
でも、準備されていたお嬢さまが着たドレスはビスチェタイプだったからそっちの方がバストが強調されていたんじゃないだろうか。
「おい、ユウキ。さっさと撮影してくれ。こいつがちょろちょろしてると思うと落ち着かない」
ちょろちょろって・・・。
まあその通りなんだけど。
ぺこりと頭を下げると「おい、あんまり下向くな」と王様の不機嫌な声がして私の胸元のドレス生地を首の方に引っ張ろうとしている。
私の着ているドレスはエンパイアラインと呼ばれるごくシンプルな形のもの。ネックラインはオフショルダーだから確かに胸元は心もとないかも。
でも、準備されていたお嬢さまが着たドレスはビスチェタイプだったからそっちの方がバストが強調されていたんじゃないだろうか。
「おい、ユウキ。さっさと撮影してくれ。こいつがちょろちょろしてると思うと落ち着かない」
ちょろちょろって・・・。
まあその通りなんだけど。