35階から落ちてきた恋 after story ~you are mine~
車に揺られていると身体が重くなってまぶたが落ちてきそうになる。

「疲れただろ。眠いなら寝ていいぞ」
隣にいるはずの貴くんの声が遠く離れて聞こえる。

返事をしようとするけれど、声を出すこともできず、眠りの闇に落ちてしまった・・・。

もう少し、話をしたり顔を見たりしていたかった。
私の知らない貴くんの姿も見ることができて新たな発見もあったのに・・・。



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