未来を見るなら、君と一緒に
✱前に進めるならそれで
「陽ちゃん……?」
潤と毎日のように一緒にいるようになっていたある日。
ふたりで、野球をみにきて、座席を探してると後ろから聞き覚えのある声に呼ばれた。
「……っ」
その声にサーッと血の気が引きつつも、振り向けば予想どおりそこには真凛がいた。
真凛はどう見ても、目に光なんて宿ってないような気がした。
俺は嫌な予感がして、とりあえず潤を自分の背後に引っ張って俺は1歩前にでる。
「陽ちゃん……」
それでもジワジワと俺たちふたりへ距離を縮めてる目の前の真凛。
「真凛、落ち着け……」
「陽ちゃんはいつもそう……あたし以外の子をみる」
俺の言葉なんか聞こえていない風で、それでもどんどんと俺たちち歩み寄ってくる。
「真凛、止まれって」
「ねぇ、陽ちゃんのことどう思ってるの?」
真凛の視線が潤を捉える。
ヤバいとおもった。
このままだと、潤が危ないと思った。
「真凛、落ち着いてくれ、頼むから」
もう、下がるところはない。
後ろは壁だ。
潤と毎日のように一緒にいるようになっていたある日。
ふたりで、野球をみにきて、座席を探してると後ろから聞き覚えのある声に呼ばれた。
「……っ」
その声にサーッと血の気が引きつつも、振り向けば予想どおりそこには真凛がいた。
真凛はどう見ても、目に光なんて宿ってないような気がした。
俺は嫌な予感がして、とりあえず潤を自分の背後に引っ張って俺は1歩前にでる。
「陽ちゃん……」
それでもジワジワと俺たちふたりへ距離を縮めてる目の前の真凛。
「真凛、落ち着け……」
「陽ちゃんはいつもそう……あたし以外の子をみる」
俺の言葉なんか聞こえていない風で、それでもどんどんと俺たちち歩み寄ってくる。
「真凛、止まれって」
「ねぇ、陽ちゃんのことどう思ってるの?」
真凛の視線が潤を捉える。
ヤバいとおもった。
このままだと、潤が危ないと思った。
「真凛、落ち着いてくれ、頼むから」
もう、下がるところはない。
後ろは壁だ。