未来を見るなら、君と一緒に

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「……！？」



潤がいない寂しさに耐えられなく、早めに寝た昨日。
朝起きてスマホの明かりをつけたときに、画面に表示された通知に息が止まるかと思った。



〝助けて！賢晴〟



そう通知に表示されていた。
相手はもちろん、潤だ。

文章からみて、賢晴さんに助けを求めてるのを間違って俺に送ったともとれるけど、それは違うように感じる。



「潤……？」



とりあえず、潤の家に行ってみようとエレベーターに乗る。

潤の身に何が起こってるのかわからない。
でも、通知を見た瞬間から心臓のはバクバクが止まらない。



──ピンポーン



能天気に聞こえる潤の家のチャイム。
何度押しても潤が出てくる様子はない。



「帰ってないのか……？」



スマホで潤を表示させて、耳に当ててみるけど機械的な音が鳴り響くだけで、一向に潤の声は聞こえてこない。



「どこにいるんだよ……」