未来を見るなら、君と一緒に
陽くんのことを信じている自分と、また、賢晴のように裏切られたらどうしようと思っている自分と。
全然違う自分の考えで板挟みになっていた。
でも、そんな板挟みの状況を打破したくて。
陽くんのことを信じでいる自分を信じたくて。
野球をみにいきたいって言ったんだ。
普段、家と職場の往復ばかりでふたりでどこかに遊びに行ったことがなかった。
だから、普段と違う場所で陽くんといてみたいって素直にそう思ったんだ。
......................................................
「潤、準備できた?」
次の日。
前の晩、そのままうとうとして、陽くんの家で寝てしまったあたし。
だから、今日もまだ陽くんの家にいる。
「うん!ちょっと着替えに行ってくるよ!」
「一緒に行くわ。いちいち準備できたとか連絡すんの面倒じゃん」
「わかった」
こういうのは日常茶飯事だった。
ご飯を食べて、そのまま寝てしまう。
そして、陽くんがあたしをベッドに連れて行って寝かせてくれる。
自分はソファーで寝て。
全然違う自分の考えで板挟みになっていた。
でも、そんな板挟みの状況を打破したくて。
陽くんのことを信じでいる自分を信じたくて。
野球をみにいきたいって言ったんだ。
普段、家と職場の往復ばかりでふたりでどこかに遊びに行ったことがなかった。
だから、普段と違う場所で陽くんといてみたいって素直にそう思ったんだ。
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「潤、準備できた?」
次の日。
前の晩、そのままうとうとして、陽くんの家で寝てしまったあたし。
だから、今日もまだ陽くんの家にいる。
「うん!ちょっと着替えに行ってくるよ!」
「一緒に行くわ。いちいち準備できたとか連絡すんの面倒じゃん」
「わかった」
こういうのは日常茶飯事だった。
ご飯を食べて、そのまま寝てしまう。
そして、陽くんがあたしをベッドに連れて行って寝かせてくれる。
自分はソファーで寝て。