願いよ叶え



そして、気付けば僕の目からは大粒の涙が溢れていた。

散らかった床の空きスペースには大きな水溜りが出来ている。

その大きさが僕の想いを物語っているようだ。

僕はとにかく泣き続けた。

声が枯れるまで、子供みたいに大声で。

このモヤモヤした感情の雲がなくなるまで。



それでも、涙が枯れることはなかった。


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