君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
寝不足続きで体はきついはずなのに、気持ちが充実しているおかげか元気いっぱい。
「今日、メイクのノリがよくない? ファンデ変えた?」
出勤し席に着いた早々、私に書類を持ってきてくれた静香が指摘してくる。
「変えてないよ? いつもと変わらないよ?」
不自然なほどに慌てて頬を押さえてしまい、ペンが床に落ちてしまった。
拾おうとすると、そこを通りがかった悠馬さんがスッと手を伸ばしてきて拾い上げ、私に差し出す。
「ありがとうございます」
「調子いいみたいだな」
彼が私の顔をまじまじと見つめつぶやくので、ドキッとしてしまう。
余計なことは言わないで!
「ゼネラル製薬の社長からうちの社長あてに電話が入ったみたいだ。順調に推移しているお礼を言われ、北里のことを褒めてくれたそうだ。それと、倉庫の件で相談がある。会議室に」
「はい」
「今日、メイクのノリがよくない? ファンデ変えた?」
出勤し席に着いた早々、私に書類を持ってきてくれた静香が指摘してくる。
「変えてないよ? いつもと変わらないよ?」
不自然なほどに慌てて頬を押さえてしまい、ペンが床に落ちてしまった。
拾おうとすると、そこを通りがかった悠馬さんがスッと手を伸ばしてきて拾い上げ、私に差し出す。
「ありがとうございます」
「調子いいみたいだな」
彼が私の顔をまじまじと見つめつぶやくので、ドキッとしてしまう。
余計なことは言わないで!
「ゼネラル製薬の社長からうちの社長あてに電話が入ったみたいだ。順調に推移しているお礼を言われ、北里のことを褒めてくれたそうだ。それと、倉庫の件で相談がある。会議室に」
「はい」