君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「今度、エビチリに挑戦しようと思ってるんです」
「なんでまた。難しそうじゃないか」
「だって悠馬さん、エビ、好きでしょ?」
彼はレストランに行くと、よくエビを注文する。
お肉も好きだけどエビも好物なはず。
「盛大な愛の告白、ありがとう。俺のこと、本当によくわかってる」
「告白したわけじゃ……」
そういうつもりはなかったんだけど、好きな人のことは気になるものでしょ?
照れくさくて視線がキョロキョロと宙を舞う。
「耳、赤いけど?」
もう、イジワル!
「俺もこのあふれそうな気持を、もっと葉月に伝えたいな」
「えっ?」
私が首を傾げると彼が少し身を乗り出してくるので、私も近づいた。
「ベッドの上でたっぷりと」
そして艶やかな声で囁かれ、フォークを落としそうになった。
——彼となら、どこまででも走っていける。
まだ知らない明日へ向かって。
「なんでまた。難しそうじゃないか」
「だって悠馬さん、エビ、好きでしょ?」
彼はレストランに行くと、よくエビを注文する。
お肉も好きだけどエビも好物なはず。
「盛大な愛の告白、ありがとう。俺のこと、本当によくわかってる」
「告白したわけじゃ……」
そういうつもりはなかったんだけど、好きな人のことは気になるものでしょ?
照れくさくて視線がキョロキョロと宙を舞う。
「耳、赤いけど?」
もう、イジワル!
「俺もこのあふれそうな気持を、もっと葉月に伝えたいな」
「えっ?」
私が首を傾げると彼が少し身を乗り出してくるので、私も近づいた。
「ベッドの上でたっぷりと」
そして艶やかな声で囁かれ、フォークを落としそうになった。
——彼となら、どこまででも走っていける。
まだ知らない明日へ向かって。