2度目の人生
よく寝た。
真っ白な天井、、病院かな?
体は痛くない
刺されたのに傷一つない体。
目を閉じて試しに強く願ってみる。
"女子高校生のような見た目
白いワンピースに白い靴
白いリュックの中には
スマホ 100万の入った封筒
100万の入った白い財布"
目を開けると背は伸びていて
白いワンピースにリュックを背負っている
やっぱり…私は怪物
ベットの上に100万の入った封筒を置いて
堂々と病院を出ていく。
悲しいはずなのに心は意外と冷静で。
それが私の心をぐちゃぐちゃにかき混ぜる