愛してるのに愛せない。
翌日、仕事終わりに、ゆきからご飯の誘いを受けた。
「結局、竜王見つかんなかった!」
そう言いながら、お酒をがぶがぶ飲む姿は、正におっさん。
「そんな探しって、見つかるわけないでしょ。」
「そうだけどー・・・。」
そう言いながら、ムスッとするゆき。
「ゆき、竜王のこと憧れてたんだっけ?」
「そりゃ・・・あんなイケメン、滅多にいないからねー。」
そう言いながら、にやけるゆきは、恋する乙女。
「でも、今更。竜姫探すってなんでだろうね?」
そう言った私を、心底驚いた!という顔で、見るゆき。
「決まってんじゃない!」
「何が。」
「竜姫にもう一度会うためでしょ!そんで、寄りを戻すのよ!」
そう自信満々に言うゆきに対して、それは有り得ない話なのだと、口にしてしまいそうになった。
「私は、竜王が街で竜姫について前の仲間たちと聞き込みしてるって情報入手したから、聞き込みされたっていう場所周りに行くわ!」
その言葉で解散となった。
お店を出ると、颯爽とどこかに消えた。
「結局、竜王見つかんなかった!」
そう言いながら、お酒をがぶがぶ飲む姿は、正におっさん。
「そんな探しって、見つかるわけないでしょ。」
「そうだけどー・・・。」
そう言いながら、ムスッとするゆき。
「ゆき、竜王のこと憧れてたんだっけ?」
「そりゃ・・・あんなイケメン、滅多にいないからねー。」
そう言いながら、にやけるゆきは、恋する乙女。
「でも、今更。竜姫探すってなんでだろうね?」
そう言った私を、心底驚いた!という顔で、見るゆき。
「決まってんじゃない!」
「何が。」
「竜姫にもう一度会うためでしょ!そんで、寄りを戻すのよ!」
そう自信満々に言うゆきに対して、それは有り得ない話なのだと、口にしてしまいそうになった。
「私は、竜王が街で竜姫について前の仲間たちと聞き込みしてるって情報入手したから、聞き込みされたっていう場所周りに行くわ!」
その言葉で解散となった。
お店を出ると、颯爽とどこかに消えた。