恋。



こうして待っている間はなるべく考えないようにしたくて、ケータイを触ったり等するのですが、落ち着くところはあの方の本でした。





講義が終わり、帰りの電車に乗ります。
朝のように混雑しておらず、今日着ている、袖一体がレースで出来ているお洋服が破れずに済む、と思い、安堵いたしました。


お母様とお出かけするの、と、先程の友人に伝えましたところ、その方は、「肉親だとお金を払わなくて済むね」等とおっしゃられました。
私はびっくりしましたが、「そうだね」と答えました。

私はそんな事、これっぽっちも思ったことなどないのです。

今日、財布を開けてみますと、先日かなりお金を使ってしまったためか、あまりお札が入っていませんでした。



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