恋。
それ故に、講義が終わった後、お母様に、家にある私のお札入れの中からいくらか持ってきて欲しい、という旨の連絡を致したばかりだったのです。
お母様…例え肉親でも、お母様に奢ってもらおうという気は全く起こらなかったのです。
あぁ、こんな話、恋から離れてしまいますが。
でも私は、私の思ったこと、感じたことをつらつらとこうやって文字にしていきたいだけなのです。
決して、誰かの為に書いているのではないのです。
私の心が軽くなるから、ただそれだけの事なのです。
自分勝手でしょう。
人に読ませる為のものではないのです。
それなのに、心の隅にはどこか、この文を誰かに読んで貰いたいという醜い気持ちも在るのです。
これはただ、私の日記に過ぎません。
傍から見れば、面白くも何ともないのです。
今日あった出来事、その時の心情、そして、大好きな人への届かぬ想い…
それだけを記したものなのです。