我ら鈴木青春部☆☆
「じゃあ、そっちが勝ったら次の鈴木青春部の活動内容をあんたらが決めていいわ」

「どうせ香奈先輩達が勝ったら何か俺達がやらなきゃいけないんでしょう?」

香奈はニコッと微笑んだ。

「今回はうちらが勝ってもなんもナシ!」

幻聴かと思った。

あの香奈がこちらにだけ特典をつけるなんて…。

「やろうよ!」

汗が額に滲んでいる冬覇が言った。

「決まりやな」

香奈は慎一がいる方のコートに入った。
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