我ら鈴木青春部☆☆
まだ納得はいかないが、これから仲間になる眼鏡くんの方を振り返った。

「新垣慎一」

今度はこちらに見向きもしない。

慎一は相変わらず参考書に目を落としている。

達也はそれを奪った。

「なにすんだよ」

やっと達也と慎一の目が合った。

「俺は坂本達也」

こうして無事(?)部員三人が集まった。
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