我ら鈴木青春部☆☆
尾行して様子を見ようというのだ。

はっきり言って八割型面白がっているだけだが。

「でもデートに遊園地なんてベタだよね」

慎一たちの後に続き入場ゲートをくぐりながら冬覇が笑った。

まず二人はジェットコースターに並んだ。

日曜日ということもありそれなりに混んでいる。

「遊園地とか久しぶりやわー」

「香奈さん好きそうだなって思ったんですけど」

「もちろん好きやで!」

慎一はほっと息をついた。
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