我ら鈴木青春部☆☆
部屋は全部で五つ。

どこかが殺人現場に繋がっている。

お遊びだと分かっていても、慎重になってしまう。

「よっしゃ!開けてみよう」

慎一はゆっくりドアを開いた。

「…とくに何もないみたいですね」

中は空だった。

ドアを閉め、奥の部屋に足を進めようとした。



「きゃぁぁあああ」



女性の甲高い声が二人の耳を駆け抜けた。
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