我ら鈴木青春部☆☆
他に手掛かりがないか模索する。

慎一は部屋を壁沿いに歩いた。

「あ!」

香奈が短く声を上げた。

「何か見つかりましたか?」

死体の側にしゃがみ込んでいる香奈に慎一は喋りかけた。

「これダイイングメッセージってやつちゃう?」

某漫画に出てきそうなダイイングメッセージは床に血で書かれていた。




「5?」




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