我ら鈴木青春部☆☆
ダイイングメッセージは自分が得意とする数字に違いないのに。

慎一は被害者の指先から流れる赤い血(本当は血糊)を見つめる。

「あ!」

突然慎一が声を上げたので香奈が肩をびくつかせた。

「びっくりしたやん!何か分かったん?」

香奈が慎一を覗き込んだ。




「犯人分かりました!」




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