我ら鈴木青春部☆☆
「見つからないですね」

犯人を探し始めて十分が経過した。

太陽の日差しが眩しい。

加えて今は6月なので長袖を着ていると少し暑い。

「もしかしたらこいつ、犯人ちゃうんかな?」

香奈は犯人の顔を指で弾いた。

「間違いないと思うんですけどね」

慎一は犯人の名前を穴が開くほど眺めた。


「永丘玄牙」という文字を…



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