我ら鈴木青春部☆☆
答えるやいなや、慎一は目の前が真っ暗になった。

「かわいー!!!!」

慎一は一瞬何が起こったのか理解できなかった。

達紀に抱きしめられていることに気づいたのは数秒後。

「うわっ!何すんだよ」

いつものクールな慎一からは想像できないほど焦っている。

達紀を突き飛ばそうとするが、力が及ばない。

「いやー。初めて会ったときから可愛いと思ってたんだよね」
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