我ら鈴木青春部☆☆
達紀に離してもらえたのはそれから数分後のこと。

最後の方は慎一も諦めモードに入っていた。

今日は何もかも上手く行かない。

デートプラン考えたのにほとんど実行されていない。

険しい表情の慎一を見た達也は冬覇と尚美の肩を叩いた。

「俺達、今から帰るわ」

「えー何で!?俺もうちょっ」

空気の読めない冬覇の口を達也が押さえながら引きずった。

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