我ら鈴木青春部☆☆
慎一はとっさに謝った。

その姿に焦った香奈は両手を振った。

「ちゃうちゃう!そうじゃなくて…」

香奈は窓から小さくなった人達を見下ろした。

「今が楽しいってこと!!」

その頬は夕日とは別の赤みを帯びていた。




「だから…ありがとう」





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